7月28日夕方に発生いたしました「令和8年熊本地震」につきまして、被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
熊本には2件の内観研修所がございますので、全国の内観関係者の皆様にはおかれましてはご心配されていることと存じます。
幸いにも蓮華院誕生寺内観研修所、南阿蘇内観研修所ともに関係者の無事が確認取れております。ご心配に感謝申し上げます。
熊本県玉名市にございます蓮華院誕生寺内観研修所の大山真弘所長・美保子夫妻より、
現地の様子と現在の取り組みについてのレポートが届きましたのでお伝えいたします。
7月28日夕方10年ぶりに熊本県に震度7の大地震が発生し、玉名もかなりの揺れでした。
10年前は熊本市をはじめとする県中央部に大きな被害がでましたが、今回は県南部に大きな被害が出ています。
蓮華院誕生寺は北部にありますので、お陰様で被害はなく、発災2日後から被災者への支援活動を始めています。
現在、シャンティボランティア会(前曹洞宗ボランティア会)の先遣隊2名が当寺に宿泊され、調査活動に入っておられます。
今後、れんげ国際ボランティア会はシャンティボランティア会のほかに地元の九州看護福祉大学とも提携して、被災者支援活動を行う予定です。
蓮華院誕生寺ならびに研修所には被害はなく、お寺の者も私達夫婦も無事で元気です。
内観活動はEメール内観を行っております。
熊本は10年前の大地震経験者が多数いるためもあって、現在までは対処が非常にスムーズな印象を受けます。
10年前の4月と違って8月なので熱中症など酷暑対策にも知恵を絞っている所です。
1週間経過して、停電・断水で混乱していた病院や施設等は落ち着いてきています。
被災地が求めるニーズや物資も日々変わっていきます。真夏なので食中毒にも注意しなければなりません。
電気やガスや水道などのインフラは各社が九州管内の従業員を動員して復旧に当たっています。
各地で通行止めだった道路の復旧は早かったのですが、被災地ではガソリンスタンドでの行列が続いています。
倉庫で支援物資を裁く人員とそれを運ぶトラックや運転手が足りない状況ですが、ボランティアさんが増えれば解消するでしょう。
鉄道で大きくぐにゃりと曲がった路線部分や高速自動車道でのひどい段差ができた個所の復旧には、かなり時間がかかる見通しです。
お寺と我々は元気で日々の活動に励んでおります。昨今はどこで地震やゲリラ豪雨や火事など、どんな災害があるかわかりません。
内観研修所は水や食料や燃料などの備蓄や災害時のシュミレーションなどを行って常に災害に備えておくことが大事かと思います。
最後に皆様方の可能な方法で熊本の地震被災者への援助を行って頂けましたら幸甚に存じます。皆様方も酷暑の折ご自愛ください。
合掌
2026年8月4日
蓮華院誕生寺内観研修所
所長 大山真弘、美保子
